こんにちは、渡辺有です。
昨年、50代に突入しました。
50代になるのは別にいいです。50年生きてきた訳ですから。
見た目もまぁ年相応だと思うし、卑下することも、偉いと思うこともありません。
でも夫30代、妻50代というのはやっぱりやるせない気分です。
早く3年過ぎて、夫も40代になってしまえ!と思う今日この頃。笑
そんな話はさておき。
コロナ禍で完全引きこもり生活のわたしですが、ときどき外出することもあります。
先日セミナーの打合せで外出したとき、艶消しガラスの花ピアスをつけました。抽象的でシンプル、これからの定番として長く愛したいと購入したものでした。
しかしなんというか…地味なのです。
色は不透明な象牙色。白に近い色なので、顔まわりをパッと明るくしてくれる…と思っていたのに、なぜでしょう。
思い返してみると、このピアスは購入からかなり経っているというのに、なぜか付けることがなくしまいっぱなしでした。
歳を重ねると、ノイズが増える
歳を重ねると、顔も衰えてきます。
シミやシワは増えるし、弛んでくるし。
今までつやつやパーン!としていた肌に、ノイズが増えてくる感じ。
そんなとき必要になるのは、マイナス方面に整えること。
シミを消し、肌色を均一に整え、白髪を消す。
清潔感も重要。髪の乱れやアイラインのにじみなど、どれも「やつれ感」を醸し出します。
若い頃は自分を引き立ててくれた様々な「飾り」、ピアスやネックレスなども、計算してつけないとゴチャゴチャとしたただのノイズになってしまいがちです。
「自分を美しく見せる」がアクセサリーの役割
象牙色の花のピアスに話を戻します。
このピアスは艶消しのため、質感が肌と似ています。
色こそ明るいですが、肌の延長にゴチャゴチャ感を出してしまい、付けると返ってステキじゃなくなるという、残念な結果となってしまいました。
これが30代・40代であれば(もちろん個人差はありますが)、艶やかな肌に艶消しガラスの硬質感が、よいコントラストを与えてくれたでしょう。瑞々しい柔らかな肌を引き立ててくれたと思います。
年齢関係なく、これからずっと定番として使いたかったピアスだけに、この「似合わなさ」はとてもとても残念でした。
必要なのは「光」のみ
考えてみると、いつも手にとって愛用しているのは「光」のみを感じるピアスでした。
ダイヤモンド、パール、ゴールド。顔周りに、失われた「輝き」をもたらしてくれる「光」のみのアクセサリー。
ファッションと合っていれば、色が含まれていてもよいと思います。でもその計算はかなり難しい。
それなら、ほとんどの服にあう「光」のみのお気に入りを2〜3点。
50代はこれが一番失敗する確率が低く、選ぶ時間も手間もかからない賢い方法だと思いました。
たくさんのアクセサリーをとっかえひっかえできなくなるのは寂しいですが、似合うもの、必要なものを見極め、せめて「今日の格好は失敗だったな」と後悔する日を減らせればいいなと思うのでした。