こんにちは、渡辺有です。
2020年8月から、猫を飼いはじめました。譲渡会で譲ってもらったメスのキジトラ、現在8か月です。
猫を飼うことになった経緯もそのうち書きたいと思うのですが、今回は1ヶ月ほど続いた猫の下痢がどうにか治ったので、そちらについてです。
わたしなりの結論としては、キャットフードが原因だったのでは?と思っています。
※事細かく書いて分かりにくいと思います。最後に時系列にまとめました。あなたの猫がたまたまそうだっただけでしょ、と思われるかもしれません。しかし今回わたし自身も猫について色々調べたのですが、猫専門サイトの記事がほとんどで、個人の体験談を読む機会があまりありませんでした。こんなケースもあったよ、こんな可能性もあるよと、参考程度に読んで頂ければと思います。
動物病院でも原因は特定できず
▲3か月頃
11月下旬頃からときどき下痢をしていましたが、すぐに治りました。しかしその後、嘔吐をするように。
猫を飼うのが初めてのわたしは「猫は吐くもの」「猫は毛玉を吐く」と聞いていたので、とりあえず見守っていました。
しかし出たんですね、吐瀉物の中から回虫が!
すぐ病院に電話して、虫下しの薬を飲ませてもらいました。
その後、ウンチや吐瀉物から回虫が出てきて、全く食べない飲まない状態に。この時は本当に心配で心配で、このまま死んじゃうんじゃないかと涙したものです。
病院の先生も、このまま食べなければあるいは、とおっしゃっていました。
しかし薬を飲ませたり注射をしたりで、絶食5日後からはエサを食べるようになりました。嬉しかったです♡回復直後はものすごい食欲で、それはそれで心配になりました。笑
喜んだのもつかの間、今度はひんぱんに下痢をするように。
便の回数は増えていないので1日1〜2回、下痢もしくは軟便の状態に。
考えた原因①回虫そのものによる下痢
調べてみると、成猫は回虫を持っていても、特に健康に影響はないようです。しかし子猫の場合は、下痢や嘔吐の症状が出ることもあるようです。
薬を飲んでもまだ回虫が体内に残っていて、その影響で下痢が続いているのかも?と考えました。
しかし下痢が続いた状態では、再度虫下しの薬を飲むことができず、まずは下痢を治すことに。
考えた原因②虫下しの薬の影響
先生がおっしゃるには、虫下しの薬の影響で下痢がおきている可能性もあるとのこと。
腸が炎症を起こしていて、下痢が続いているかもということで、整腸剤を飲ませて様子を見ることに。
その後もだらだらと続く下痢
▲5か月頃
その後も下痢は続いたのですが、結構ムラがありました。
正常な便が2〜3日続いたり(治ったか!?と小躍りしたり)、軟便〜下痢になったり(やっぱ治ってない…と落ち込んだり)。
ネットでもひたすら、猫の下痢について調べました。フードによるアレルギーが原因で下痢になることもあると知ったのも、この頃でした。
年末ギリギリになっても下痢は治らず、病院で注射を打ってもらい、整腸剤をお正月明けまでの分を頂いて帰りました。
考えた原因③何か深刻な病気!?
病気が原因で下痢が続くこともあると思います。
しかし病院で診てもらっているし、便の検査でも異常がなかった(虫の卵が出なかった)ので、それは考えにくいかなと。
猫本人はすこぶる元気で、毎日走り回っていますし、ちゃんと食べてちゃんと飲む生活でした。
考えた原因④ストレス
猫はストレスで病気になる生き物だと知りました。
極力ストレスを与えないよう、家族にも念を押し、注意して生活しました。
特に子供たちはスグ抱っこしたがるので、かまいすぎないよう言い、猫さまファーストの生活に。
考えた原因⑤フード
ここでようやく、フードを見直すことに。
これまでうちの猫はシーバが大好きで、シーバばかり食べていました。
しかし調べてみると、シーバはあまり猫の健康によろしくないと…?
そこで子猫用のエサを何種類か購入し、その中で猫の食いつきがよかったA社のものをあげるように。これが1〜2か月前。
今回、病院で療法食のサンプルを2種類もらいました。そのうち先生が「これ美味しいよ!」とおっしゃり(食べたことあんですか?笑)、猫の食いつきもよかったフードに切り替えることにしました。
ただフードはネットで注文したので、届くのはお正月明け。
それまではもらったサンプル品と、以前食べていて問題のなかったシーバのみを与えることにしました。
▼今回購入したフードはこちら
▼こちらもサンプル頂きました
年末年始はきれいな「かりんとう便」に
▲現在・8か月
猫の正常なウンチって、かりんとうに似ていますよね。笑
年末年始はずっとかりんとう便でした。
年末の注射が効いたのかもしれませんし、毎日朝晩飲ませた整腸剤のおかげかもしれません。
しかし注文したフードがなかなか届かず、買い置きシーバもなくなりかけたので、ストックにあったA社のものを久しぶりにあげてみました。そして翌日、軟便に。
多分フードが原因だった?
本当のところは分かりません。
現在は注文したフードが届き、便も健康な状態が続いています。
しかし下痢が始まったのがちょうど、A社のフードをあげ始めた頃と一致しますし、今回久しぶりにあげたら軟便になったので、A社のフードが原因だった可能性は高いと思います。
今さら改めて実験をすることもできないので、真相は闇の中。
もしA社のフードが原因だったとしても、決してA社のフードが悪いわけではありません。ただうちの猫との相性が悪かっただけです。
猫のフードは本当にピンからキリまでたくさん、たーくさん!あって、猫飼い素人は何を選んだらいいのか全然分かりません。フードについて書くと長くなるので割愛しますが、今後猫の成長とともにフードを変えることになるので(現在8か月ですがまだ子猫用フード)その時にまた書きたいと思います。
猫はしゃべってくれないし、具合が悪くても隠してしまうので、病気の時はとても苦労します。
しかし今回のことで、猫についてたくさんのことを調べ、たくさんのことを知ることができました。
これからも、猫のちょっとした変化にもスグ気づけるよう、注意深くもふもふしていきたいと思います。
今回の経過・時系列
自分のためにも、経過を時系列にまとめてみました。
●8月
生後3か月の子猫をもらう
何種類かのエサを試し、子猫用シーバに落ち着く
●11月頃?
エサを変えようと何種類か試す
結果、シーバとA社をその時々であげる形に。年末までこの2種類(おやつはチュールとかつおぶし)
●11月中旬
避妊手術
●11月下旬
ときどき下痢をするも治る
●12月上旬
嘔吐が始まり回虫を吐く・虫下しを飲む
その後4日間絶食
●12月下旬まで下痢・軟便が続く
●年末年始
療法食とシーバとチュールで回復
A社フードの時のみ軟便
●現在はベッツプラン・キトンケアとチュールで良好
猫にもOKなビオフェルミン
今回の下痢騒動で、猫にビオフェルミンも飲ませていました。猫に与えていいののは「新ビオフェルミンS」で、細粒ならチュールやウェットフードに混ぜて手軽に与えられます。
▼これ
ビオフェルミンに関しては動物病院の先生も「うちでもときどきあげてる」とおっしゃっていたので、与えても大丈夫です。
気休め程度かもしれませんが、毎日あげるのもいいかもしれませんね。