こんにちは、渡辺有です。
来週末にfacilで主催する「親子で楽しむ!色とお片づけセミナー〜色育で分かるココロの色〜」では、メイク用品の片づけを取り上げます。
その取材のため、友人のホリクミとランチしました。
ホリクミにはメイクについて色々と話をしてもらい、メイクの世界も奥が深いなぁ〜と感じたのでした。
わたしの「お化粧」クロニクル
お化粧始め・小学生
思えばお化粧…今で言う「メイク」のように洗練されたものではなく、見よう見まねで始めた泥臭い「お化粧」は、小学生の頃、色付きリップから始まりました。
親に見つかるときっと何か言われる…なんとなくそう思い、こっそりドラッグストアで買ったものです。
たしか可愛いピンクではなく、濃い紫の「カシスレッド」だったと記憶しています。
今思えば「なんでカシスやねん!」とつっこむところですが、その当時は少しでも背伸びしたかったのでしょう。
ただし実際塗ってみると、ほとんど色はつきませんでした。
本格的なお化粧スタート〜現在
その後、高校卒業と同時に資生堂でメイク用品一式を購入し(マスカラやアイライナーは含まれていませんでしたが)、本格的なメイク時代に突入しました。
仕事を始めてからはデパートの1階をうろつくことが日課となり、かなりの投資をしました。どれくらい回収できたかは、不明ですが。笑
「すっぴんでもマスカラは必須」「いやいやチークでしょう」なんてコトバに踊らされ、毎日ほぼフルメイクで頑張ったものです。
そして現在、メイクの工程をどんどん省いた結果、メイクは眉・チーク・アイライン・口紅だけに。ファンデーションでさえ塗っていません(コントロール下地のようなものを愛用)。
お化粧は口紅に始まり、口紅に終わる
以前、ファンデーションと眉・口紅しかしない母のメイクを、「昔の人の化粧」と感じていました。
それが中年と呼ばれる年齢になり、わたし自身も「昔の人の化粧」になりました。
それでもアイラインとチークをしているだけ、母よりはマシかな。笑
そしてこれからも歳をとり、施設に入ったり寝たきりになったとしても、とっておきの日にお化粧するとなると、ただひとつ「口紅」だけは残るような気がします。
女性にとって「唇」は華やかさの象徴であり、性の象徴でもあります。
女性の美しさや華、凛とした矜持を「口紅」は示してくれます。
それは少女であっても老女であっても、ワクワクドキドキする楽しみでもあるのです。
お化粧は、口紅に始まり口紅に終わる。
そう考えます。