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「モノ」を知らないと、理解できない話もある

マイセンの食器 オシャレ

こんにちは、渡辺有です。

しばらく前に読んだ村上春樹の「騎士団長殺し」で、お金持ちの登場人物(免色さん)の家の様子を描写した箇所がありました。

うろ覚えなのですが、確か飾り棚か何かに「マイセンのフィギュア」が置いてあったと思います。

この「マイセンのフィギュア」を知っているか・知らないかで、免色さんのお金持ち加減やインテリアの趣味を理解できるか・できないかが決まってしまいます。

「モノよりコト」で物欲の少ない若者にはあまり、縁のない話なのではないでしょうか。

西洋白磁の頂点に君臨する「マイセン」

マイセンはドイツの高級陶磁器メーカーです。
これは皆さんご存知ですよね。デパートなどにも並んでいます。

では同じようにデパートに並ぶロイヤルコペンハーゲンとは、どう違うのでしょう。
ティーカップで比較すると、ロイヤルコペンハーゲンが定価で1〜2万円に対して、マイセンは3〜4万円(ブルーオニオン)。単純に価格が倍以上です。
(ちなみに冒頭写真・ポピーのティーカップは6万円ほど。)

wikiにもマイセンは「名実ともに西洋白磁の頂点に君臨する名窯」と記されています。

▼ロイヤルコペンハーゲン・ブルーフルーテッド・ハーフレース

▼マイセン・ブルーオニオン

そんなマイセンの中でもフィギュア(人形)は数十万円するものもあり、世界的なコレクターも多くいます。「マイセン幻影」という有名な映画もありましたね。

▼とりあえず200万円超えのフィギュアを載せておく

なんて書きつつ、わたしも陶磁器には全く詳しくはありません。
マイセンなんて使ったことも、触ったこともありません。笑

しかしデパートでは舐めるように見入りましたし、知識として最低限のことは知っています。
それはやっぱりモノが好きだから。そして「高級品」に対する憧れがあるから。

「最高級品」を知っておいて損はない

最近はブランド信仰も廃れてきましたし、高級品だからといってもてはやされる風潮でもありません。
特にファッションやインテリアに関しては、安くてよいものが巷にあふれ、センスと情報さえあればオシャレになれる時代です。

しかし「最高級品」を知っていると、モノ選びの幅は広がります。

高級メゾンのカシミアと、ユニクロのカシミアは別物です。
エルメスのスカーフと、デパート1Fに並ぶスカーフは別物です。

高価なモノにはそれなりの価値と理由があります。
それを知っていると、お手頃品を選択する場合も視野が広がります。

例えばゴワゴワのカシミア(ユニクロのことではありません)より、ハイゲージのメリノウールの方が長く使える、とか。
ペランペランのシルクスカーフを買うなら、デパートオリジナルの大判ストールの方が使えるとか。
同じ値段でも質のよいものを選ぶ「目」が養われるのではないでしょうか。

興味を持って・見て・触る

別に買う必要はありません。
買えるのであれば、それに越したことはないですが。

お店で見て、機会があればお店の人と話し、手に取らせてもらう。
可能であれば試着させてもらう。

冷やかしの客はお断り!と言われてしまいそうですが、人間は手に取ると所有欲がわく生き物です。
今は買う経済力がなくても、心惹かれれば将来頑張って買うかもしれません。見込み客ということで許してもらいましょう。

わたしは田舎暮らしなので最近はめっきり高級品を見る機会も減りましたが、デパートに行けばおっかなびっくり、エルメスに数歩踏み込むこともあります。そういう機会はとても大切だと思います。

そういう場所に入れる程度の清潔感とオシャレ感をキープするモチベーションにもなりますし、美しいものや上質なものを目にするのは心の栄養にもなります。

自分には縁はないと決めつけず、まずは興味を持って・見て・触る。
それによってほんの少し世界が開けるような気がするのです。

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