こんにちは、渡辺有です。
調理中に手にした砂糖、使おうと思ったら固まっていた。そんなことはありませんか。
すぐ手に取れるよう、密閉性の低い容器に入れていると塩も砂糖も固まりがちです。
わたしが砂糖を使うのは煮物を作るときくらいなので、あまり使いません。
先日久しぶりに使おうと思ったら、カチカチに固まっていました。。。
【20年モノ】わが家の砂糖・塩入れ
わたしが20代の頃から使っている、塩・砂糖入れです。
使いやすいし、見た目も悪くないし、引き出しに収納しているのでずっと使っています。
片手で開けられる昔ながらの容器で、普通にスーパーで購入しました。
砂糖・塩ともに、お弁当についてきたプラスチックスプーンを入れています。
以前ステンレスのおしゃれなスプーンを入れていたのですが、塩の方が錆びたのでプラスチックに。スプーンも、これはこれで満足しているのでずっとこれ。
砂糖がガチガチ!スプーンが折れそう
そして先日、使おうと思った砂糖がガチガチに固まっていました。
ムリに崩そうとすると、プラスチックスプーンが折れそうに。。。
とりあえずは表面を削って必要量を確保し、砂糖をサラサラに戻す方法を試してみました。
固まった砂糖の対処法「湿気を与える」
塩が固まる原因は「湿度」
砂糖が固まる原因は「乾燥」
同じ粉末の調味料でも、固まる原因は真逆です。
つまり塩と同じように「乾燥剤」を入れても、固まった砂糖には効果がないという訳です。
かといって砂糖に直接水をかけると、その部分だけ溶けてしまったり、最悪カビが生えることも。
解決方法は、容器の中の湿度を上げることです。
今スグできる解決方法
用意するモノはこれだけ!
- ティッシュペーパー数枚 or キッチンペーパー2〜3枚
- ラップ
①ティッシュ(or キッチンペーパー)の中央部分を水で湿らせます。このとき、したたり落ちるほど濡らしてしまうと、砂糖に水滴が落ちてしまいます。
全体が濡れているけど、垂れない程度に濡らしましょう。
②砂糖容器の蓋をとり、濡らしたティッシュを被せます。
③ティッシュの上からラップをかけて、半日くらい放置。
これで砂糖が簡単に崩せるようになり、スプーンで混ぜればサラサラになります!
さらにその後…
④砂糖をビニール袋に入れ、小さな塊も手でつぶす
⑤容器を洗ってよく拭き、砂糖を戻す
これでカンペキです。
湿気パックの注意点
今回この方法を試したとき、最初ティッシュの水分が少なすぎ、2〜3時間で乾燥してしまいました。
もっと多めに濡らそうと、結構ビチャビチャにしたら、今度は容器内に細かい水滴がついてしまいました。
最初は少なめに濡らし、しばらくしたら様子を見て、水分を追加するのがよいかもしれません。
知っておけばいつでも対処可能
普段から普通に料理をしていれば、砂糖が固まるなんて年に1回もないと思います。
ただ固まる原因が「塩は湿気・砂糖は乾燥」これを知っておけば、スグに対応できます。
わたしも知識として知っていただけで、対処するのは今回が初めてでした。
ちなみに塩が固まる原因は湿気なので、普段から除湿効果の高い珪藻土などを入れておくといいですよ。
↑一石二鳥!soilの珪藻土スプーン
食品に直接触れるモノなので、日本製が安心。塩やお茶にいいですね。