こんにちは、渡辺有です。
かれこれ20年くらい、長財布を使っています。
買い替えは3〜4年ごとでしょうか。
わたしは長財布こそがミニマルだと感じます。
しかしそれは家族の中の立ち位置や、お金との付き合い方に左右されると思うのです。
何をもって「ミニマル」というのか
ミニマル=必要最小限
つまり可能な限り小さいけれど、必要充分な条件を満たしているというコト。
そしてこの「可能な限り小さい」は、大きさだけをいうのではないと思うのです。
それを所有したり使用するための手間やエネルギー。
モノ自体が大きくなったとしても、楽に所有できるのであれば、そちらの方がミニマルな場合もあります。
ミニマルは「小さい」という意味ではありません。
必要を満たしつつ、その範囲で最小限ということです。
長財布のミニマリズム
わたしは長財布とミニ財布、両方持っています。
全然ミニマムじゃありません。笑
しかし普段の生活では、長財布が断然使いやすいです。
ポイント1・全てが見える
一番のポイントは「全てが見える」これに尽きます。
お札も小銭もカードも電子マネーもクーポンもスタンプカードも、全てを同時に見ることができます。
っていうか、持ちすぎ!笑
ポイント2・開閉がスムーズ
本体のファスナーを開ける→小銭のファスナーを開ける
ファスナーなので動きもスムーズですし、同じ方向に同じ動作を2度くり返すだけなのでスピーディーです。
ポイント3・出し入れがしやすい
手持ちの小銭を確認して、お札やポイントカードと一緒に出す。
この一連の動きがスムーズなのも、長財布であればこそ。
お釣りもお札と小銭を同時に受け取ることがありますよね。
お札に小銭を乗せて渡されてもサッとしまえて、モタつきません。
色と素材をミニマルに
長財布はその大きさが難点ですが、せめて色と素材をミニマルにしています。
- 色は黒
- 素材はツヤありのクロコダイル
金属や木材などのように、デザインやブランドではなくただの「素材」としてのみ認識できるお財布です。
まぁ黒のクロコはヤ〇ザぽいですが、キズが付きにくくて非常に丈夫です。
ミニ財布のミニマリズム
二つ折りのミニ財布も持っています。
こちらはミニバッグを持つとき専用です。
無理やり長財布を入れてバッグのデザインを損なったり、重くなってしまうのを防ぎます。
大きさ的には、長財布と比べ物にならないくらいミニマムです。
しかしお金の出し入れが非常に煩雑になります。
- スナップを開けるとカード
- その中にお札
- 小銭入れは裏側
お財布を手元でクルクル回転させないと、支払いができないシステムです。
時間があるときはいいですが、レジに行列ができているときなど、スムーズな出し入れができないと焦りますし、周りに迷惑もかけてしまいます。
「とにかく小さいことが一番必要」
そんなとき以外は、使用の手間がかかってしまうので使いません。
ちなみにこのミニ財布、普段はわたしのお小遣いを入れています。
つまり所持金1,500円。笑
中身の「ミニマル化」も人それぞれ
そもそも中に入れすぎだから、長財布になっちゃうんじゃないの?
それもあると思います。
お財布ミニマル合戦(ミニマリストブログの定番「俺の/わたしのお財布こんだけしか入ってないョ」記事)最下位確実でしょう。
しかしお財布の中身の「必要最小限」は、立場によって違ってきます。
男なのか女なのか、独身なのか、結婚しているのか、子供がいるのか、親と同居なのか。
こちらも「少ないが正義」とは言いきれません。
ちなみにわたしの長財布、デフォでこの状態↓
ごくごく一般的な状態だと思います。
心の平安のために持つ
ポイントカードは絶対に持たない。
これが一番物理的にミニマムなのは分かります。
しかし持たないことによって心の平安が乱されることも。
つまりポイントをもらわないことによって損をしている、と思ってしまうわけです。
物理的と心理的、その中間をとって「頻繁に利用するお店以外持たない」になります。
結局持ってしまうわけですね。笑
選択肢を広げるために持つ
会員カードやポイントカードは普段はお財布に入れておかず、必要なときだけ持って行く。
そういう人もいます。
しかし予定は急に変わります。
図書館の近くにきたから本を借りようと思っても、カードがないと借りられません。
「〇〇で食べて帰ろうか」となっても割引券が家だと、せっかくの外食にも水を差された状態に。
1ヶ月以内に必ず使うと断言できるものは、わたしはお財布に入れています。
無駄がなければそれがミニマル
どんなにたくさん入っていようと全てが必要なら、それがその人にとっての「必要最小限」。
わたしなんて義父にもらったお守りまで入ってますよ。心の平安のために必要ですから。いろんな意味で。笑
- 期限の切れたポイントカード
- レシート類
- お買い物リスト(買い物ズミ)
- とりあえず入れたメモ類
このようなモノは完全に無駄なモノなので、定期的にチェックして取り除きましょう。
自分が快適にスムーズに使えるお財布。
これがあなたにとって「ミニマルな財布」なのです。