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母を想ってひな祭り・遺品のひな人形

遺品整理
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こんにちは、渡辺有です。

うちは子供が男2人なので、ひな祭りはしたことがありません。
兜と五月人形は義実家から頂きましたが、ひな人形はありませんでした。

しかし今回母の遺品として、ひな人形をもらってきました。

母が最後に飾ったもの

母は正月明けから1ヶ月ほど入院しいていました。
その後一度退院したものの、別な病気で病院に運ばれ、帰らぬ人となりました。

母が亡くなる直前実家に寄ると、玄関に小さなひな人形が飾ってありました。

お正月にひな人形を飾るとは思えないので、飾ったのは退院してから再び入院するまでの、わずかな間だったと思います。

ひと月入院して、部屋は荒れていたでしょうし、洗濯物もたくさんあったでしょう。
入院中にお見舞いにきてくれた親戚の人たちみんなに、電話をしたり忙しかったでしょう。

それでも来月がひな祭りということで、ひな人形を飾る。
母はそういう人でした。

子供は姉とわたしのふたり姉妹だったので、ひな人形には思い入れがあったようです。

母が亡くなってからも父に家に入れてもらえず、母の遺品は何ももらえないと覚悟して、このひな人形だけはそっと持ち帰ったのでした。

(その後父とは、部屋で話ができるほどに、関係は改善されました。遺品持ち帰りの許可ももらっています。)

姉には言えないこと

このひな人形をもらったことを、姉には言えていません。
そのうちタイミングをみて、伝えなくてはいけないと思ってはいます。

年明けに母が入院したとき、わたしはお見舞いに行って母と話しました。
子供たちも一緒に行ったので会うことができ、母は喜んでいました。

亡くなる直前、まだ意識があったとき「(来てくれて)ありがとう」という、母の最期の言葉を聞くことができました。

マスク型人工呼吸器をつけていたので、とても苦しかったと思う中(呼吸器自体が苦しいので、麻酔をする場合もあるそうです)、声を出してくれて、こちらの質問にも頷いたりしてくれました。

しかし姉は子供を母に合わせることもできず、最期に会うことも叶わず、とても辛かったと思います。

母の意識がまだわずかにあったとき、電話越しに姉の声を聞かせるのが精一杯でした。

そんなこともあり、姉には引け目を感じています。
母が最後に飾ったおひな様を独占することに、罪悪感も感じています。

この気持ちがもう少し消化できたら、姉にも話したいと思います。

<追記>
その後ひな人形をもらったことを伝えました。

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わが家のリビングで楽しそうなおひなさま

現在母のひな人形は、わが家のリビングで賑やかに過ごしています。

  • わたしが買ったひな祭りのお菓子(子供たちに狙われている)
  • 赤べこ黒べこ(次男が福島で一目惚れし、実家に昔からあったものをもらった)
  • わたしが母にあげたお土産のベネチアングラス(今回持って帰った)
  • 桃の花
  • ガストのコインでもらったおもちゃ(次男が勝手に置いた)

インテリア性ゼロですが、母も楽しんでいるのではないかな?と思っています。

ひな祭りが終わったら片づけて、母が飾ったであろう2月初めには、毎年出して飾ろうと思います。


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