こんにちは、渡辺有です。
最近の服選びの傾向といえば、骨格診断・パーソナルカラー診断による「自分に似合う服」があると思います。
わたしもこれを実践していますし、手応えを感じます。
しかしちゃくまさんが提唱する新しい選択基準「幸福感」とはどんなものでしょう。
「簡単に暮らせ」
以前ちゃくまさんの著書「もっと簡単に暮らせ」について書きました。
この本がとてもよかったので、前書である「簡単に暮らせ」も購入しました。
この中の「『着る』をシンプルに」の章に「その服装『幸福感』がありますか?」という文があります。
最近は、「似合う」を選択基準にした方法が注目されていますが、それより特に女性には重要なことがあります。それは「幸福感」です。その服を着て「幸せそう」に見えるかどうか、です。
「簡単に暮らせ」より抜粋
「似合う服」は、ともすれば他人目線になりがちです。
それを、洋服を楽しむ本来の目的「自分目線」に引き戻したと言えるでしょう。
昔はみんなそうだった
骨格診断やパーソナルカラー診断が流行するより以前。
流行や「モテ」を重視するようになるより以前。
もちろんその時々の流行はありましたが、服を選ぶ基準は「似合う」より「好きかどうか」だったと思います。
それがいつしか各種「条件」で選ぶようになり、「着て嬉しいか」より「似合って見えるか」が重要になりました。
ちゃくまさんの「幸せそうに見えるか」は、本来の服を楽しむ気持ちを、取り戻させてくれました。
好き=似合う?
幸いわたしの場合、好きな服(フリルや花柄・ウエストを絞ってスカートをふんわり)が、骨格診断のウェーブ的に似合う服だったため「好き=似合う」でした。
これは本当に幸運なことです。
現在はむしろストレートやナチュラルのテイストが好きなので、ちょっと苦労します。
しかし昔の「好き」を少々取り入れることで「好き」と「似合う」の両立を図っています。
しかし自分の「好き」と「似合う」がかけ離れている場合は大変です。
その両方をお互い歩み寄らせ、落とし所を探る必要がありそうです。
でももう迷ったら「似合う」は切り捨て、「幸せそうに見えるか」で選ぶでいいのでは?と思います。
その服を着た自分が幸せなら、表情も態度も明るくなって、きっとそれは「似合う」になっていくのです。
「自分」を認めるやさしさ
ファッションにしてもライフスタイルにしても「ルールはこうです」「これは捨てましょう」と、改善案を提示してくれる書籍はありがたいものです。
しかしそればかりでは疲れてしまいます。
時には「そのままでもいいんじゃない?」と認めてもらえると、ホッとします。
ちゃくまさんの本には全体を通して「認めてくれるやさしさ」が溢れています。
シンプルに暮らしたいけど、最近ちょっと疲れてるのよね・・・
そんな人はちゃくまさんの「簡単に暮らせ」をどうぞ。
暮らしが簡単に、ラクになると思います。