こんにちは、ミニマリストの渡辺有です。
決断に時間のかかる人、かからない人。
その違いはふたつあると思います。
ひとつめは、決断に慣れているか慣れていないか。
日々の断捨離は、まさに決断の連続。
決断力を磨く力があります。
ふたつめは、自分の好み・気持ち・考えがハッキリしているか、ぼんやりしているか。
強烈に「好き!!!」な気持ちは、決断を素早くする=時間の節約になります。
身近な実例
なぜそういうことを考えたかと言いますと、実はわが家の次男(5)がまさに「決断が早い」タイプなのです。
強烈に好きなのは、「青」「ぶどう味」「ステゴサウルス」。
実例1・青い車
わが家で軽トラを買い換えることになった時。
夫が子供たちに何色がいいか聞きました。
長男は決められないタイプ。
シルバーがいいと言ったそばから、やっぱり緑。
いや、でも・・・と続きます。
対して次男。
「青!青!青がいい!」
最初から最後まで一貫して「青!」の主張。
結果、わが家の軽トラは青になりました。
実例2・青いランドセル
次男はこの春、小学校入学です。
ランドセルを購入したのですが、当然「青」。
しかもこの決断は、長男がランドセルを買った2年前から揺らいでいません。
楽天マラソンの時に、長男と同じメーカーのランドセルを検索し、青を選び、ポチって終わり。
非常に助かりました。
実例3・ぶどう味
次男と買い物に行き、おやつを買うときも決断早いです。
買うのはぶどう味。
ぶどう味のおやつといえばグミくらいしかありません。
各メーカーのぶどうグミを比較して、選んで、終了。
やっぱりコロロが一番。
実例4・ステゴサウルス
次男は恐竜が好きというより、ステゴサウルスが好きなのです。
ある時、恐竜のおもちゃがいっぱいに詰まったダンボール差し出され「好きなだけ持っていっていいよ」と言われた次男。
その中から丁寧にステゴサウルスだけを選び出し、ステゴサウルスだけをもらって帰りました。
くれた人も「全部持っていっていいのに〜」と苦笑。
もちろんおもちゃを買うときも、ステゴサウルスを選んでいました。
現在わが家にあるステゴサウルスは、全部で9体。
(赤ちゃんステゴが行方不明で、上の写真には写っていません。)
実例5・ステゴサウルスの絵
次男はステゴサウルスの絵ばかり描いています。
鉛筆でもクレヨンでも水彩でも、ステゴを書いています。
幼稚園で造る立体作品もステゴ。
書き慣れて上達したおかげで、先日ステゴサウルスの絵で賞をもらいました。
副賞は二千円の商品券!
「好き」はなかなか役にも立ちます。笑
モノ選びを楽にする「好き」
次男の場合「好き」は、まだ物事を知らないが故の思い込みもあります。
大人になると様々な知識や好みが交錯して、なかなか決断ができません。
ニット一枚買うにしても、好きな色・似合う色・手持ちのニットの色・カーディガンは便利・でもセーターの方が着やすい・etc.
考えがまとまらず、決断が難しくなります。
ある程度迷うのは当然ですが、ここで強烈な「好き!!!」があれば。
選択肢が少なくなって、決断も早くなります。
日頃から「自分の好き」について煮詰まるまで考えることは、将来の決断に大きく影響するのではないでしょうか。